前文 株式会社アール・ツーエス(以下当社)は、公平中立、個人情報保護の観点から医療・介護市場の各分野を広範囲に支援することにより、もって介護サービスの質の向上、介護従事者の地位向上、利用者の情報・権利の保護を周知させることを責務とする。当社社員は事業における社会的な影響、事業者への責務の重大性を認識し、利用者の安全、健康、幸福の増進のために最善を尽くすことを誓い、各自の業務、ならびに普及の活動において、如何に定める綱領を遵守する。

I 社会公共に対して
  1. 社員は、業務の遂行にあたって、本規定を尊重するとともに、法律を遵守する。
  2. 社員は、地域の労働問題と介護の関わりを認識し、業務に取り組む。
  3. 社員は、介護従事者の役割と責任について、社会公共の正しい理解と評価を得るために努力する。
  4. 社員は、虚偽、誤解を招くような行為等により自分自身や業務についての情報提供や宣伝をしない。
  5. 社員は、品性、知識、能力、倫理観を備えるとともに、常に自己の研鑚に努める。
II 依頼者と利用者に対して
  1. 社員は、依頼者の要請に応えるとともに、社会及び利用者の公益性に配慮して、公正な立場で業務を遂行する。
  2. 社員は、依頼者の要請に応え、誠実に業務を遂行することによって依頼者の正当な利益を守る。
  3. 社員は、調査員として自己の独立の立場を保って業務を遂行する。
  4. 社員は、業務上知り得た依頼者の秘密を漏らさない。
  5. 社員は、調査員の責任と権利について、依頼者の正しい理解と評価を得るために努力する。
  6. 社員は、自らの業務において利害が対立すると考えられる場合には、その事実を関係者に告知する。
III 業務上関連する専門家等に対して
  1. 社員は、他の専門家と協同して業務を行うとき、或いは他の専門技術者ならびに他分野の専門家の協力を求めるときは、お互いの業務の分担と責任を明確に合意した上で、相互に信頼をもって業務を遂行する。
  2. 社員は、業務の遂行にあたってそれぞれの専門家の意見を尊重し、その正当な立場を侵さない。
  3. 社員は、他業種の専門家と関連する業務については、お互いの役割と責任について明確な合意の上で、相互に信頼をもって業務を遂行する。
IV 他の専門家及び自己の業務組織に対して
  1. 社員は、業務組織の中で、依頼者・事業者及び利用者が互いの信頼を保つよう努力すると共に夫々の調査員としての立場を堅持する。
  2. 社員は、誠実と公正をもって業務を遂行するために、本規定を業務組織の全員が遵守するよう周知徹底する。

【附則】この倫理規定は2005年11月1日より施行する